Vini Portugalからのプレスリリース:「ポルトガルのワイン業界と持続可能性」について

~ポルトガルのワイン産業は持続可能性な生産体制に積極的に関り、ワインの品質と経済活動を進めています~

世界的な気候変動や経済の不確実性によってワイン業界は長期的なブドウ栽培の方法など持続可能性の重要性を強く感じています。ポルトガルのワイン生産者にとって持続可能性は将来のことではなく、直前に迫っている問題であり、環境と社会の持続可能性に投資は不可欠でとなっています。

■気候変動に対するポルトガルの指導的立場としての役割
ポルトガルのワイン産業は気候変動への取り組みにおいて、世界から注目されています。ポルトガルで設立され、毎年ポルトで開催される「気候変動会議」には気候変動の専門家、環境保全の活動家、そしてバラク・オバマ前大統領、ノーベル平和賞を受賞した元アメリカ副大統領のアル・ゴア氏など世界から主要な有名人が出席しています。また、2020年に始まったワイン産業における脱炭素化に取り組む「International Wineries for Climate Action in 2020(気候変動ワイナリー協議会2020」に初年度から参加しています。

■多様なワイン産地に適応した対策
image持続可能性への取り組みはポルトガルのワイン業界全体に広がっており、この5年間での続可能性プロジェクトへの取り組みの伸び率はブドウ畑としては47%の、ワイン生産者では42%の増加率となっています。本土だけでなく諸島に広がるワイン産地では個性的な独特の環境のもと多様性に富んだブドウが作られています。

そのため、持続可能性への取り組みは地域ごとに少なからず差が出てきます。たとえばドウロでは、生産者は表土が流れてしまうのを防ぐために除草剤の使用をなくし、ブドウ畑はテラス式となっています。日射量が多く乾燥したアレンテージョでは貴重な資源の水の管理を行い、廃水を再利用した灌漑を行っています。エネルギーの効率的な使用とそのための設備開発は勿論のこと、生物多様性の存続にも力をいれ、地域社会を支援する様々なプログラムを実践しています。

image近年、持続可能性への取り組みに向けいくつかのプログラムと財団が設立しました。「気候変動リーダーシップサミット」から生まれたポルトプロトコル財団(Port Protocol Foundation)は気候変動に対する技術革新の中心的役割を果たし、環境慣行原則を重んじ生産者に指導をすることを目的とし、 2014年に設立された「アレンテージョ生産者組合、持続可能性プログラム(Wines of Alentejo Sustainability Program)」は、メンバーがエネルギーや水などの資源をより効率的に管理できるように支援することで地域をサポートし、それにより経済的実行可能性を高めることを目的としています。

ドウロ地域のブドウ栽培開発協会(ADVID)は地域のブドウ栽培の持続可能な開発に向けた取り組みを進めています。「ADVIDの活動はワイン生産に伴う環境への影響を最小限に抑え、土壌や水などの天然資源をより効率的に使用し、生物多様性を保護することに貢献しています」とADVID代表のRosa Amadorが表明しています。この協会は土壌保全、気候変動の緩和、肥料の使用、生物多様性の保全、循環経済と環境効率の促進などの取り組みに焦点を当て活動しています。
このように、伝統、品質、革新の歴史を持つポルトガルのワイン業界は、環境と社会の持続可能性への取り組みにより活動を広げています。

ポルトガル・トレード株式会社様より:日本最大級の一般消費者向けワインイベント、「阪神大ワイン祭」ブース出店のご案内

ポルトガル・トレード株式会社様からのご案内です。

コロナの影響により、様々なイベントも中止に追い込まれておりましたが、万全な対策の下、徐々にイベントも再開されてきておりますね。今回は、日本最大級の一般消費者向けワインイベント、「阪神大ワイン祭」をご紹介いたします!

ワイン好きの方は既にご存知の方も多いのではないかと思いますが「阪神大ワイン祭」は年に2度開催され、会場内で約600種類ものワインが試飲できるという、ワイン好きにはうってつけのイベントなのです。

実はこのワイン祭に、3年ほど前から「ポルトガルワイン専門ブース」が出店しています!

近年注目が集まるポルトガルワインですが、好奇心旺盛なワイン愛好家が集うイベントなだけに、産地やネームにとらわれず、新しいものでも試飲してみて美味しかったら購入するという方が多く、ヨーロッパ周辺諸国に比べてコストパフォーマンスが高いポルトガルワインは、常に好調な売れ行きとなっているのです。

「阪神大ワイン祭」「阪神大ワイン祭」
 期間:10月14日(水)~11月1日(日)

オンラインショッピングサイト
(ポルトガルワインは「24番ブース」)

前回の春に引き続き、今回はコロナということでオンラインがメインになっていますが、事前に予約することで会場での試飲も楽しむことができます!入場制限がありますので、オンライン予約をした上で、予約した時間帯に入場するシステムです。詳しくは阪神百貨店のHPをご覧ください。

試飲なしでも、今回は約550銘柄のワインが全国どこからでもオンラインでイベント期間中購入できます。送料全国どこでも330円というのも良心的です。

コロナで家飲みもブームとなっている昨今ですが、是非この機会に阪神大ワイン祭でショッピングを楽しんでみてはいかがでしょうか。ポルトガルワインは「24番ブース」となっておりますので、チェックしてみてください!