Vinho Verde

各産地の特徴

Vinho Verde ヴィニョ・ヴェルデ

地域名 DOP地図
上の位置
DOP(DOC) IGP (VR: Vinho Regional)
Vihno Verde / ヴィニョ・ヴェルデ 01 Vinho Verde / ヴィニョ・ヴェルデ Minho / ミーニョ
https://www.vinhoverde.pt/en/about-vinho-verde (地域別生産者組合URL)

ポルトガルの最大のDOCヴィニョ・ヴェルデは涼しく、緑が豊かで雨の多い北部に位置しています。その畑は東部の山岳に源のある幾つかの川の流域から大西洋に沿岸までの肥沃な花崗岩の土壌が続く流域沿いに広がります。

IGミーニョとDOCヴィニョ・ヴェルデは同じ地域に属しています。ポルトガルのスペインとの国境を流れるミーニョ川の南からドウロ川の間に広がっていますが、一部はドウロ川の南30 kmの地点まで広がる広大な産地です。

冷涼で湿度の高い気候は一般的にはぶどう栽培には決して向いているとは言えませんが、伝統的な栽培方法のペルゴラ(棚仕立て)を行うことによって空間を多くし、風通しを良くすることで解決していました。
ワイナリーは小規模なところが多く、ペルゴラ仕立てがまだ多く見られますが、新しい畑ではペルゴラ方法からワイヤーに這わせて栽培する、垣根方式(ギヨーやコルドン)に切り替えることによって十分な日射量を確保し、さらに成熟度の高いぶどうを収穫できるようになりました。

ヴィニョ・ヴェルデは高い酸が特徴ですが、香りや風味は使用するぶどうの品種によって異なり、フローラルなローレイロ、ミネラルの中でも鉱物(特に鉄)を感じさせるトラジャドゥラ、ミネラル感あふれるアリント(=ペーデルナン)、クリーミー感のあるアベッソ、そして洗練されて、ミネラルの繊細な香りのアルバリーニョが主品種です。アザル・ブランコは成熟度に問題があり栽培面積が低下しています。よりアロマティックなぶどうが好まれる傾向があり、白は軽快で爽やかな芳香があり、少しの甘さを感じさせるワインとなります。

特に高品質とされるアルバリーニョはミーニョ川沿いの海の影響が少ない上流地帯のモンサンが主産地です。海からの湿った空気は幾つかの連なる低い山で遮断され、乾燥した暖かいテロワールによって、より豊かで、複雑なワインが造られます。

また、DOCヴィニョ・ヴェルデでは1999年以降スパークリングワインが造られるようになりました。赤ワイン用には主にヴィーニョンが使われ色が濃く酸性度が高く、アルコール度数が低いのが特徴です。

サブリジョンとして川にちなんで名付けられたモンサン、リマ、バスト、ガヴァド、アーヴ、アマランテ、バイアン、ソウザ、パイヴァの9つがあります。