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各産地の特徴

Távora-Varosa タヴォラ・ヴァローザ

地域名 DOP地図
上の位置
DOP(DOC) IGP (VR: Vinho Regional)
Távora e Varosa / ダヴォラ・ヴァローザ 05 Távora-Varosa / ダヴォラ・ヴァローザ Terras de Cister / テラス・デ・システル
https://www.cvrtavora-varosa.pt/regiao.asp (地域別生産者組合URL)
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ドウロとダンに挟まれた小さな産地で、嘗てシトー派の修道士によって開墾された土地です。シトー派の名前はIGPのテラス・デ・システルに残っています。
気候は大陸性で一年を通じ寒暖の差が激しく、海抜500~800mの花崗岩と片岩の土壌に畑が広がっています。標高が高いため、ぶどうは酸が高く果実味がありスパークリングワインの生産に適した産地として1989年ポルトガル初のスパークリングワインのDOCに認定されました。

伝統的な品種のマルヴァジア・フィナが栽培面積の50%近くを占めています。赤ワイン用品種としては、ティンタ・バロッカ、ティンタ・ロリス、トウリガ・フランカ、トウリガ・ナシオナル、その他ビカル、セルシアル、フェルナン・ピレス、ゴウヴェイオも多く見られます。100年ほど前から、シャルドネやピノ・ノワールの栽培も始まっていて今後スパークリングワインの原料として栽培面積が増える傾向にあります。また、ドウロで成功しているトウリガ・フランカなど、ポルトガルを代表する品種の栽培も広がりを見せています。