lisboa

各産地の特徴

Lisboa リスボン

地域名 DOP地図
上の位置
DOP(DOC) IGP (VR: Vinho Regional)
Lisboa / リスボン 10 Encostas D'aire / エンコスタス・ダイレ Lisboa / リスボン
11 Óbidos / オビドス
12 Alenquer / アレンケール
13 Arruda / アルーダ
14 Torres Vedras / トーレス・ヴェドラス
15 Lourinhã / ロウリニャア
16 Bucelas / ブセーラス
17 Carcavelos / カルカヴェロス
18 Colares / コラーレス
http://www.vinhosdelisboa.com/Artigo_Classe.aspx?lang=pt&id_class=253&categoria= (地域別生産者組合URL)

首都リスボン市の西と北に広がるワイン産地は、最近まで「エストレマデューラ」と呼ばれていました。ワインの多くはコーポラティブとして生産されており、9つのDOCから多様なスタイルと品質のワインが造られています。

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ワイン産地としてのリスボンは大西洋に沿って広がる細長い地域です。海に面した地域の特徴として風の強さが挙げられます。起伏のある沿岸の丘にあるぶどうには強風が吹きつけ、強い風のストレスと戦いながら成熟を見守らなくてはなりません。内陸になると丘と山に助けられ、風の影響は和らぎます。 リスボンで高品質ワインを造るワイナリーの多くはモンテフント山脈の東のアレンケールDOC地域内またはその周辺にあるため、暖かく、風が少なく、適度な湿気と好条件に恵まれ、特に赤ワインはトップクラスの品質として高い評価を受けています。

DOCアルーダもDOCアレンケール同様に南の丘で強い風から守られ高品質ワインが造られています。この2つのDOCとDOCアレンケールの東にあり海風が強く冷涼なDOCトーレス・ヴェドラスは2002年にぶどう品種の制限を緩和し、カベルネ・ソーヴィニョン、トウリガ・フランカ、シラー、ソーヴィニョン・ブラン、シャルドネなどの品種の栽培が許可されました。DOCアルーダとリスボン市の中間にあるDOCブセーラスは小さな産地ですが、最低75%以上のアリントの使用義務があり、フレッシュでミネラル感あふれる辛口の高品質の白ワイン地域として知られています。その他ハボデ・オヴェーリャとセルシアルで造られるワインも人気があります。

風が強く涼しいDOCオビドスはスパークリングワイン用のぶどうの栽培に向いた産地で、高い評価のスパークリングワインが造られています。オビドスの隣で大西洋側にあるロウリニャアはさらに涼しく風が強くぶどう栽培に難しいため、DOCはブランデーに限定されています。

リスボン地方で最大のDOCは北のカンデイロス山とアイレ山の西側の斜面とにあるエンコスタ・デ・アイレです。ここではぶどう畑だけでなく果樹園やオリーブ畑が広がる風光明媚な地域です。アルコールが低く、酸の綺麗なワインが伝統的に造られています。
リスボンから西にある海岸沿いの2つの有名なワイン産地のDOC コラーレスとカルカヴェロスではワイン造りが衰退しています。その理由は夏の避暑地として人気がありぶどう畑は徐々に住宅地となっているからです。首都のすぐ西にあるカルカヴェロスは、赤または白の甘いフォーティファイドワインを造っています。コラーレスでは、砂丘に植えられたマルヴァジアをベースに優しくアロマティックな白とハミスコからの赤が造られています。
リスボン地域全体では、主な伝統的な白品種はアリント、ロウリニャア、マルヴァジア、セアラ・ノヴァ、ヴィタルがあり、赤品種はアリカンテ・ブッシェ、アラゴネス、カステロン、ティンタ・ミウーダ、トウリガ・フランカ、トウリガ・ナシオナル、トリンカデイラです。 主品種です。